留学生のためのアメリカ大学キャンパス訪問記:留学プログラムが充実 Loyola University New Orleans

皆さま、こんにちは! ボストンオフィスです。

ここ何回かボストン近郊の大学の訪問記をお送りしましたが、今回から数回に渡り、ルイジアナ州の大学についてお送りします。

一般には、(Jazz Studies 専攻の方などを除いて)当研究所からルイジアナ方面に留学する方はあまり多くありません。ただ、近ごろ何回か、アメリカ南部、特にルイジアナ州(ニューオーリンズ)の大学に関する問い合わせをいただきました。

そこで(訪問時期が1年ほど前で、少し古い情報となってしまいますが)、ルイジアナ州のいくつかの大学について訪問記をお送りします。

なお、とても残念なことに、学校訪問用のカメラが不調で、大量に撮ったキャンパス写真がすべて消えてしまいました、泣。ですので、ルイジアナ州のキャンパス訪問記では、別のスマホで撮影した街の風景等を載せることにします。

 

独特の文化に育まれた街に位置するリベラルアーツ・カレッジ

まずは、学生数3,000人弱のリベラルアーツ・カレッジであるLoyola University New Orleans です。

この大学はニューオーリンズ市内に位置し、路面電車等で市内中心地まですぐです。ちなみに、ニューオーリンズは、ご存知の通りジャズでとても有名ですね。そのほかにも、 ルイジアナ州(だけ)がかつてフランス植民地だったことから、ケイジャン料理が有名だったり、市民生活の基礎となる私法体系がイギリス(Common Law)ではなくフランスの仕組み(Civil Law)に基づいているなど、独特なカルチャーが見受けられると思います。

 

French Quarter と呼ばれる地区には、アメリカ国旗に並んでフランス国旗も多く見られました。

 

南部屈指の名門Tulane Universityに隣接するキャンパス

Loyola University New Orleans のキャンパスは、私立総合大学であるTulane University の隣にあります(Tulane Univ. の訪問記は別の機会にお送りします)。両校は本当に隣接しており、キャンパスを歩いていると気が付いたら隣の大学だった、ということが起こりえるほどの位置関係です。

なお、両校とも縦長のキャンパスで、Tulane はLoyola の倍以上の長さがあります(インターネットのマップ等でチェックしてみて下さい)。フラットなキャンパスには、赤煉瓦で統一された建物がコンパクトにセンスよく配置されていました。

 

在学生の3割以上が留学プログラムに参加

この学校は、国際交流に積極的なポリシーがあるようで、在学生の30~35%が他国への留学プログラムに参加するそうです。逆に、他国からの留学生ももちろんウェルカムですが、訪問時に伺ったお話では、日本人留学生は “Very Limited, a couple”だそうです(おそらく1、2名程度)。日本の大学とも交換留学制度があるそうですが、多くは来ないようです。

Office of Admissions(入学審査オフィス)のご担当者は、「日本の学生さんは、カリフォルニアで降りてしまうか、東海岸まで飛んでしまうみたいですね、笑」と言っていました。

ちなみに、当研究所から留学した方でも、アメリカの大学の交換プログラムを利用してさらに別の国へ留学(例えば、フランスやイタリアの大学等)する方もいます。「留学先からの留学」は興味深いチャレンジですね。このテーマについてもいつか書いてみたいと思います。

 

留学生の英語条件

Loyola University New Orleans での留学生の入学条件については(訪問当時の情報ですが)、TOEFL®テスト 61−79点の人で ESL(英語の補習科目) を2つ取りながら、平行してアカデミックの授業を取る制度を設けているそうです。こうしたシステムは多くの大学で採用されていますね。

興味のある方は、大学に問い合わせてみて下さい。

 

ニューオーリーンズのジャズパーク

 

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