留学するならTOFEL®︎テストでもIELTS ™️でもなく、Duolingo English Test がおすすめ!

みなさんはじめまして! 

2024の9月から、アメリカのバージニア州の女子大に留学している小川です。これからみなさんに留学についての情報を発信していきますので、よろしくお願いします!

現在アメリカの大学で、英語で勉強している私ですが、これまで留学経験やインターナショナルスクールに通った経験はありません。ただ、中学生の頃からなんとなく英語は好きでした。

そんな私は留学するぞと決めてから、まずは英語力、英語力、となり、「英語テスト受けなきゃ!」「英語テストで高得点とらなきゃ!」と躍起になったことを覚えています。

ということで今回は、私が留学を決めたときに一番頭を悩ませた「英語テスト」についてお話ししたいと思います。

英語のテスト

TOFEL®︎テストで大失敗!!

私が初めてTOFEL®︎テストを受けたのは高校2年生の春。

留学を決めてからインターネットで情報を集め始め、アメリカの大学に出願するには何らかの英語テストのスコアの提出が義務づけられていることを知った私は、ひとまずTOFEL®︎テストを1回受けてみよう、と試しに受けに行きました(このお試しの1回になんと23,000円(当時)使うことに・・・)。

まあ、60点くらいとれるでしょ(満点は120点で、ほとんどの大学が61点を合格の基準としています)と、かるーい気持ちで受けに行き・・・絶望しました。

まずそもそも、私はコンピュータで4時間もテストを受けることに慣れておらず、集中力を保つことができなかったのです。

まっっったくわからない単語だらけの長文を読み(読むというよりもはや眺めていただけ)、一言もキャッチできないリスニングテストを受け、何を書いていいかわからず長い問題文をそのまま丸写しして行数を埋めたライティングテスト、拙い自分の英語が周りに丸聞こえなのが恥ずかしくて、どんどん声が小さくなっていくという負のループでしかないスピーキングテストを受け終わった後、とんでもない疲労感が襲ってきました。もはや「ここはどこ、私はだれ」状態になり、いまでもどうやって家に帰ってきたのか記憶がありません(笑)。

そして2週間後に出た結果が39!!

これはもはやどうしたもんだか、勉強しなきゃだ・・・と頭ではわかっていつつも、結果的に1年半英語のことは頭の片隅に放置したままでした。

Duolingo English Testに切り替える!

そして高校3年生の夏になり、本格的に留学準備を始めるにあたって栄 陽子留学研究所に通うことになりました。担当カウンセラーさんも決まり、「もう英語テストから逃げられないなあ」と思っていた矢先、カウンセラーさんから「TOFEL®︎テストじゃなくてDuolingo English Testを受けてみたら?」と提案されました。

リンゴ? 何それ美味しいの? となっている私に、カウンセラーさんはDuolingo English Test(略してDET)はDuolingoという言語アプリ会社が運営している英語テストで、自分のパソコンで受けられることを教えてくださいました。最近はアイビーリーグをはじめ多くのアメリカの大学が認めてくれているそうです。

結果的に私はTOFEL®︎テストではなくDETの点数を大学に提出しました。

どうして私がDETを選んだのか?

  • 費用が圧倒的に安い(2回分購入で15,000円。TOFEL®︎テストやIELTS™️は1回だけでも3万円近くします)
  • 自宅で受けられるので交通費がかからない(田舎暮らしにはありがたいです! IELTS™️の面接は都会だけの場合があります)
  • テスト時間が短い(私は1時間半以上かかったことはないです)
  • 1人で受けられる(カンニング防止のため、部屋にほかの人がいると失格になってしまいます)

Duolingo English Testのコツはよく見る、しゃべる、書く!!

英検やTOFEL®︎テストについては、対策本が書店にたくさん並べられていますよね。でもDETは比較的新しいテストなので、対策本があまりありません。公式サイトで練習問題が受けられますが、何度も受けると問題もかぶってきてしまうので、たくさん回数をこなすという意味では不向きです。

あまり対策ができないDETですが、私の経験からすると、ちょっとした方法で点数を伸ばすことができます。たとえば:

①ライティング

時間いっぱいたくさん書く、とにかくたくさん書くことです! そのためにもブラインドタッチは必須でした。いまはタイピングゲームなどで鍛えられます!

②スピーキング

時間いっぱいたくさんしゃべる! 採点するのは画面の向こう側にいる赤の他人なので、恥ずかしがる必要はまったくありません! 文法が間違っていても単語が途切れ途切れでも、何も言わないよりは点数が上がります。

DETは自分のパソコンで受けられますが、テストの最中はカンニング防止のため、カメラがその人の目の動きをチェックしています。パソコンから目をそらした、と見なされる回数が多いとテストが無効になってしまうことがあるので、ついうっかり他のものを目で追わないように、パソコンの背景に何も置かないといった工夫が必要になります。

英語テストより大切なもの

結果的に私はDETを4回ほど受け、一番スコアがよかった100点(160が満点)を提出しました。7校ほど出願したのですが、なんとそのうち6校が110点を合格の基準にしており、私はその基準に達することができず・・・もしどこの大学にも受からなかったらどうしよう、と思っていました。

しかしそんな私の不安はみごとに裏切られました。なんと全校合格することができたのです! しかもけっこうな額の奨学金つき。

どうして? と思ったそこのあなた!

アメリカの大学は英語テストのみで合否を決めないのです。

英語テストのスコアは志願者を評価する指標の1つでしかありません。大学はあくまで学術機関であって、語学学校ではありません。そのため、英語力があるかどうかよりも学力があるかどうか、勉強を続ける強い意思があるかどうかのほうが大事になってきます。一番大切なのは高校の成績と、あなたのやる気そのものです。

もちろん英語テストの点数も大切ですが、それに集中しすぎて学校の成績が落ちないように、あまり気負わずにがんばってください!



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