高校留学からギャップイヤーを経て大学留学へ。モットーはYES MAN?
こんにちは。アメリカの高校を卒業し、いまはアメリカの大学に留学中のRouriです。久しぶりの投稿になりますが、テスト期間が終わり少し時間ができたので僕の近況をシェアしたいと思います。
アメフトの試合
ギャップイヤー
アメリカの高校を卒業し、そのまま大学に進学することを考えていましたが、入学を1年先に延ばすという決断をしました。このように高校を卒業してから大学に入学するまで1年空けることを「ギャップイヤー」といいます。
僕がこの決断をした理由は、専攻が決まっていないということでした。
アメリカの大学は3年生になるまでに専攻を決めればいいことになっています。でも、僕は何か目標がほしいと感じていました。
大学へ行くのを先延ばしすると決めたときは、不安もありました。高校のときに仲がよかった友だちは大学で勉強しているのに、僕は勉強から離れている。専攻を決めないままで大学生活へ突入したほうがよかったのではないかと思うこともありました。
でも、いまは自信をもって「ギャップイヤーをとってよかった」といえます。
1年前の自分とはモチベーションが違います。長い時間を経て、また頑張ってやろうというエネルギーを蓄積することができました。
さらに自分のやりたいと思った専攻がぼんやり見えたのもよかったです。Computer ScienceとBusiness。どちらにするかは決めてはいませんが、何もわからないで大学に進学するよりはよかったと思います。
なお、アメリカではギャップイヤーをとるのはめずらしいことではないそうです。僕も、「ギャップイヤー? いいね!」と言われました。アメリカ人の学生でも、とくに目的もなく休む人もいますし、ボランティアをしたい、働きたい、留学をしたい、というように強い目的をもってギャップイヤーをとる人もいます。
だれにでもギャップイヤーを勧めるわけではありませんが、1つの選択肢であることは知っていただきたいです。
アメリカの大学の入学式
アメリカの大学に来て1か月が経ち
大学が始まり、この1か月はとても早く過ぎました。生活リズムが崩れることもなく、慣れてきたなと感じています。
新しい環境になり、生活が大きく変わりましたがやるべきことはあまり変わりません。それは高校の頃やっていたことと同じですが、何事にも「ベストを尽くす」です。そして、それでもダメだったなら、「同じ失敗をしない」です。この1か月間にすでにいくつもの失敗が思い当たりますが、それを2度繰り返さなければいいじゃんというのが僕のモットーです。
YES MANになろう
この1か月、僕は「YES MAN」になろうと思って生活していました。
- 誘われたことには、もちろんYES。
- 興味があるなと感じたものにはYES。
- いまは嫌だな。と思ってもYES。
- これは自分らしくない。と思ってもYES。
こんな感じでさまざまなイベントに顔を出すことになり、それで大学についてより知ることができました。アメリカ史と深い関係がある大学ということもあり、何度も説明を受けるたびに興味を深めることになりました。スポーツチームや文化クラブにも入り、忙しく過ごしています。
YES MANになろうと思ったのは、大学の規模が大きいと感じたからでした。小規模のほうですが、それでも2,500人の学生がいます。高校は1学年100人以下で、学年全体が友だちのような関係で、みんなの名前を知っていました。でも大学では、自分から自分を知ってもらうように努力しないと始まらないと思ったのです。
その甲斐あって、多くの人に名前を覚えてもらったり、他のチャンスに誘ってもらうことも増えました。食堂に1人で行ってもだれかしら知っている人を見つけることができ、YES MANになってよかったと思っています。
高校と大学の違い
僕はアメリカの高校と大学の両方を体験することになりました。そして感じているのが、高校と大学の自由度の違いです。
大学ではやろうと思えば何でもできてしまいます。高校のようにチェックイン(門限)やLights Out(消灯)はないので、授業をサボろうがニューヨークへ遊びに行こうがだれも気にしません。この違いには大きな驚きを感じました。
ちなみに僕のルームメイトは夜中の4時ごろに部屋に帰ってきて寝ているそうです(僕は寝ているので知りませんでした)。でも、彼の授業は昼の11時からなので何の問題もありません。これが大学なんだぁと思った出来事です。
その分、周りに流されず、自分の軸をもつことが大事だとあらためて感じました。何が必要なことで、自分は何をしたいのか。自分のやりたいこと・やるべきことには全力でYES MANになるつもりです。
First Year Walk (1年生が町を歩く伝統行事)
最後に
ここまで読んでいただきありとうございました。これからも僕が紹介したい、興味をもった、心に残ったことを少しずつですがシェアしたいと思っています。よろしくお願いします。
(第4回終わり。第5回へ続く)
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