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高校を卒業後、社会人として働いていて勉学から遠ざかっていますが、アメリカの大学に留学できますか?
高卒ですが、社会に出て働いている間にアメリカの大学に留学したいと思うようになりました。費用にも制限があるため2年間という留学期間を考えていますが、可能でしょうか?
高卒の社会人でもアメリカの大学に留学できます。
社会人で学歴は高卒だけれど、ある程度お金が貯まったので、何とか2年くらいアメリカに留学したいと考える人は意外にたくさんいます。
日本の高校を卒業していれば、問題なくアメリカの大学に留学できます。年齢制限はありませんし、「多様性」を重視するアメリカの大学にとって、社会経験のある人の入学は大歓迎です。
社会人が留学するときにハードルとなるのが、留学費用です。自分のお金で留学するので、期間も2年が限度、という人も少なくありません。
その場合、いくつかの方法が考えられます。
日本の放送大学の単位は、アメリカの大学に認めてもらえます。
放送大学はインターネット等で受ける通信制の大学です。働きながら学んで、単位をとることができます。
アメリカの大学は他大学の単位を60単位(卒業単位の半分)までは認めてくれます。60単位を認められれば、アメリカの大学の3年生として編入できます。すると、2年でアメリカの四年制大学を卒業することになります。
放送大学の授業料が安いのも魅力です。1科目(2単位)につき11,000円です(2021年時点)。働きながらであっても、1年で15科目(30単位)くらいはそんなに無理なくとれます。
放送大学は、15歳以上であればだれでも学べます。入試もありません。
この「放送大学からアメリカの大学に編入」という方法は、留学費用を節約したい人にはとてもオススメです。
予算的に2年が限界だったとしても、とりあえずアメリカの大学に1年生として入学するのも1つの方法です。
その2年間は、一般教養科目を中心にとるといいでしょう。大学によっては、2年を終えた時点で准学士号(Associate Degree)を出してくれます。
2年を終えて、予算が尽きたので休学するという場合、休学期間中の学費を支払う必要はありません。
またその間に取得した単位が無効になることもありません。いつか別の大学に編入したい、となったときにはちゃんと移行できますので、決してムダにはなりません。
いったん大学を出て、また働いてお金を貯めて、大学3年生として留学を再スタートさせればいいのです。
さて、アメリカには「コミュニティ・カレッジ」という二年制の公立大学があります。
このコミュニティ・カレッジは、その地区の人であれば「だれでも」「安く」学べる大学で、とくに職業訓練に力を入れています。
2年間で安く留学しようとなると、どうしてもコミュニティ・カレッジへの留学を考えたくなるかもしれません。
しかし、コミュニティ・カレッジは、あくまでもその地区の人をメインの対象としています。職業スキルを身につけるための科目もたくさんあって、そうした科目は「大学の(アカデミックな)科目」として認められない場合もあります。
またコミュニティ・カレッジには寮がありません。そのため、アパートを借り、通学のために車を買い、といったことで、思わぬお金がかかります。勉強からも遠ざかりがちになります。
社会人が費用を節約し、なおかつ、充実した留学生活を送る方法はたくさんあります。奨学金のチャンスもあります。ぜひ、いろいろな選択肢を考えて見てください。
日本の高校を卒業していれば、問題なくアメリカの大学に留学できます。年齢制限はありませんし、「多様性」を重視するアメリカの大学にとって、社会経験のある人の入学は大歓迎です。
社会人が留学するときにハードルとなるのが、留学費用です。自分のお金で留学するので、期間も2年が限度、という人も少なくありません。
その場合、いくつかの方法が考えられます。
放送大学で単位を稼いでアメリカの大学に編入する
日本の放送大学の単位は、アメリカの大学に認めてもらえます。
放送大学はインターネット等で受ける通信制の大学です。働きながら学んで、単位をとることができます。
アメリカの大学は他大学の単位を60単位(卒業単位の半分)までは認めてくれます。60単位を認められれば、アメリカの大学の3年生として編入できます。すると、2年でアメリカの四年制大学を卒業することになります。
放送大学の授業料が安いのも魅力です。1科目(2単位)につき11,000円です(2021年時点)。働きながらであっても、1年で15科目(30単位)くらいはそんなに無理なくとれます。
放送大学は、15歳以上であればだれでも学べます。入試もありません。
この「放送大学からアメリカの大学に編入」という方法は、留学費用を節約したい人にはとてもオススメです。
1年生として四年制大学に留学する
予算的に2年が限界だったとしても、とりあえずアメリカの大学に1年生として入学するのも1つの方法です。
その2年間は、一般教養科目を中心にとるといいでしょう。大学によっては、2年を終えた時点で准学士号(Associate Degree)を出してくれます。
2年を終えて、予算が尽きたので休学するという場合、休学期間中の学費を支払う必要はありません。
またその間に取得した単位が無効になることもありません。いつか別の大学に編入したい、となったときにはちゃんと移行できますので、決してムダにはなりません。
いったん大学を出て、また働いてお金を貯めて、大学3年生として留学を再スタートさせればいいのです。
オススメできないコミカレへの留学
さて、アメリカには「コミュニティ・カレッジ」という二年制の公立大学があります。
このコミュニティ・カレッジは、その地区の人であれば「だれでも」「安く」学べる大学で、とくに職業訓練に力を入れています。
2年間で安く留学しようとなると、どうしてもコミュニティ・カレッジへの留学を考えたくなるかもしれません。
しかし、コミュニティ・カレッジは、あくまでもその地区の人をメインの対象としています。職業スキルを身につけるための科目もたくさんあって、そうした科目は「大学の(アカデミックな)科目」として認められない場合もあります。
またコミュニティ・カレッジには寮がありません。そのため、アパートを借り、通学のために車を買い、といったことで、思わぬお金がかかります。勉強からも遠ざかりがちになります。
社会人が費用を節約し、なおかつ、充実した留学生活を送る方法はたくさんあります。奨学金のチャンスもあります。ぜひ、いろいろな選択肢を考えて見てください。
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