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高校を卒業後、社会人として働いていて勉学から遠ざかっていますが、アメリカの大学に留学できますか?
高卒ですが、社会に出て働いている間にアメリカの大学に留学したいと思うようになりました。費用にも制限があるため2年間という留学期間を考えていますが、可能でしょうか?
高卒の社会人でもアメリカの大学に留学できます。
高校を卒業して働いてるの社会人の方で、アメリカに留学したいと考える人は少なくありません。
アメリカの大学に年齢制限はないので、日本の高校を卒業していれば問題なく留学できます。むしろ、「多様性」を重視するアメリカの大学にとって、社会経験のある人の入学は大歓迎です。
そのさいハードルとなるのは、やはり費用です。自分のお金で留学するので「期間は2年が限度」という人も多いです。
2年間の留学だと卒業までこぎつけるのは難しそうですが、いくつかの方法があります。
ひとつは、日本の大学(放送大学)で単位を取得して、アメリカの大学に 3年生として「編入」するというパターン。
もうひとつは、1年生として 2年間学び、その後「休学」して次のチャンスを待つ、というパターンです。
以下でより詳しく説明します。
日本の大学で取得した単位は、ある程度までアメリカの大学に認めてもらことができます。
「放送大学」の単位も同様です。放送大学はインターネットなどで受講できる通信制の大学です。働きながら学んで、単位をとることができます。
→ 通信制大学・大学院の放送大学(外部サイト)[https://www.ouj.ac.jp/]
アメリカの大学は他大学の単位を 60単位(卒業単位の半分)までは認めてくれます。60単位を認められれば、アメリカの大学の 3年生として編入できます。すると、2年でアメリカの四年制大学を卒業できることになります。
放送大学は授業料が安いのも魅力です。基本的に 1科目(2単位)につき 12,000円です(2025年時点)。働きながらでも、1年で 15科目(30単位)くらいはあまり無理することなく取得できます。
放送大学は、15歳以上であればだれでも学べます。入試もありません。
この「放送大学からアメリカの大学に編入」という方法は、留学費用を節約したい人にはとてもオススメです。
→ 留学したい。でもお金がない。そんなあなたへ。放送大学のススメ(栄 陽子の留学コラム)[https://www.ryugaku.com/sakaecolumn/housoudaigakunosusume.html]
予算的に 2年が限界だったとしても、とりあえずアメリカの大学に 1年生として入学してしまうのも一つの方法です。
その 2年間は一般教養科目を中心に学ぶといいでしょう。大学によっては、2年を終えた時点で准学士号(Associate Degree)を出してくれます。
→ Associate Degree(留学用語辞典)[https://www.ryugaku.com/dictionary?initial=a#word16]
2年を終えて、予算が尽きてきたので休学したい場合は、休学期間中の学費を支払う必要はありません。
またその間に取得した単位が無効になることもありません。いつか別の大学に編入したい、となったときにはちゃんと単位移行できますので、決してムダにはなりません。
いったん大学を出て、また働いてお金を貯めて、大学3年生として留学を再スタートさせればいいのです。
さて、アメリカには「コミュニティ・カレッジ」という二年制の公立大学があります。
このコミュニティ・カレッジは、その地区の人であれば「だれでも」「安く」学べる大学で、とくに職業訓練に力を入れています。
費用を抑えて 2年間で留学しようとなると、コミュニティ・カレッジへの留学を考えたくなるかもしれません。
しかし、コミュニティ・カレッジは、あくまでもその地区の人をメインの対象としています。職業スキルを身につけるための科目もたくさんあり、そういった科目は「大学の(アカデミックな)科目」として認められない場合もあります。
またコミュニティ・カレッジには寮がありません。そのため、アパートを借り、通学のために車を買い、といったことで、思わぬお金がかかります。勉強からも遠ざかりがちになります。
社会人が費用を節約し、なおかつ、充実した留学生活を送る方法はたくさんあります。奨学金のチャンスもあります。ぜひ、いろいろな選択肢を考えて見てください。
アメリカの大学に年齢制限はないので、日本の高校を卒業していれば問題なく留学できます。むしろ、「多様性」を重視するアメリカの大学にとって、社会経験のある人の入学は大歓迎です。
そのさいハードルとなるのは、やはり費用です。自分のお金で留学するので「期間は2年が限度」という人も多いです。
2年間の留学だと卒業までこぎつけるのは難しそうですが、いくつかの方法があります。
ひとつは、日本の大学(放送大学)で単位を取得して、アメリカの大学に 3年生として「編入」するというパターン。
もうひとつは、1年生として 2年間学び、その後「休学」して次のチャンスを待つ、というパターンです。
以下でより詳しく説明します。
放送大学で単位を稼いでアメリカの大学に編入
日本の大学で取得した単位は、ある程度までアメリカの大学に認めてもらことができます。
「放送大学」の単位も同様です。放送大学はインターネットなどで受講できる通信制の大学です。働きながら学んで、単位をとることができます。
→ 通信制大学・大学院の放送大学(外部サイト)[https://www.ouj.ac.jp/]
アメリカの大学は他大学の単位を 60単位(卒業単位の半分)までは認めてくれます。60単位を認められれば、アメリカの大学の 3年生として編入できます。すると、2年でアメリカの四年制大学を卒業できることになります。
放送大学は授業料が安いのも魅力です。基本的に 1科目(2単位)につき 12,000円です(2025年時点)。働きながらでも、1年で 15科目(30単位)くらいはあまり無理することなく取得できます。
放送大学は、15歳以上であればだれでも学べます。入試もありません。
この「放送大学からアメリカの大学に編入」という方法は、留学費用を節約したい人にはとてもオススメです。
→ 留学したい。でもお金がない。そんなあなたへ。放送大学のススメ(栄 陽子の留学コラム)[https://www.ryugaku.com/sakaecolumn/housoudaigakunosusume.html]
1年生として入学して学ぶ
予算的に 2年が限界だったとしても、とりあえずアメリカの大学に 1年生として入学してしまうのも一つの方法です。
その 2年間は一般教養科目を中心に学ぶといいでしょう。大学によっては、2年を終えた時点で准学士号(Associate Degree)を出してくれます。
→ Associate Degree(留学用語辞典)[https://www.ryugaku.com/dictionary?initial=a#word16]
2年を終えて、予算が尽きてきたので休学したい場合は、休学期間中の学費を支払う必要はありません。
またその間に取得した単位が無効になることもありません。いつか別の大学に編入したい、となったときにはちゃんと単位移行できますので、決してムダにはなりません。
いったん大学を出て、また働いてお金を貯めて、大学3年生として留学を再スタートさせればいいのです。
オススメしない、コミュニティ・カレッジへの留学
さて、アメリカには「コミュニティ・カレッジ」という二年制の公立大学があります。
このコミュニティ・カレッジは、その地区の人であれば「だれでも」「安く」学べる大学で、とくに職業訓練に力を入れています。
費用を抑えて 2年間で留学しようとなると、コミュニティ・カレッジへの留学を考えたくなるかもしれません。
しかし、コミュニティ・カレッジは、あくまでもその地区の人をメインの対象としています。職業スキルを身につけるための科目もたくさんあり、そういった科目は「大学の(アカデミックな)科目」として認められない場合もあります。
またコミュニティ・カレッジには寮がありません。そのため、アパートを借り、通学のために車を買い、といったことで、思わぬお金がかかります。勉強からも遠ざかりがちになります。
社会人が費用を節約し、なおかつ、充実した留学生活を送る方法はたくさんあります。奨学金のチャンスもあります。ぜひ、いろいろな選択肢を考えて見てください。
[参考リンク]
_ 放送大学の単位を移行してアメリカの大学に編入。2年で四大を卒業!(アメリカ留学ブログ)
_ 大学留学の費用
_ 大学編入留学
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