まさかのコロナ感染! 自主隔離とオンライン授業の日々
みなさんこんにちは! ブラウン大学3年生のKentaです!
前回の記事では、3年生の秋学期の履修科目についてお話ししました。今回はちょっと話題を変えて、自分に起きたハプニングを紹介できればと思います。
40.3度の高熱が!
みなさん、僕に起こったハプニングは何だと思いますか? これはとある9月上旬の朝、僕が眠りから目が覚めたときに起こったお話です。
目が覚めると、まず感じたのは身体がとにかくものすごくだるいという感覚です。手を動かそうとしたら少し時差が発生するというか、そんな感覚でした。朝もいつもだったらかなりお腹が空くのですが、その日はまったくお腹が空かなかったのです。
さすがに何かおかしいと思ったので、熱を測るとなんと40.3度! 保管していたコロナウィルスの簡易テストキットを使用してみると、陽性のところにうっすらと線が出ていました。
そうです、人生で初めてコロナに感染してしまいました。自分は絶対に感染しないだろうとずっと思っていたのですが、とうとう僕の番がやってきてしまったのです。
部屋でおとなしくしていればOK?
感染したとわかった後は、ブラウン大学のHealth Portalという、医療系の管理をするウェブサイトがあるのですが、そこでまず自主報告をします。
1年前までは、さらなる感染拡大を防ぐため、大学側が隔離施設を用意していたのですが、僕が感染したときは、もう当たり前だと捉えられていたのか、とくにそういった措置はなく、「部屋で安静に隔離してください」という指示だけが出ていました。一人部屋でも、複数人で共有している部屋でもおかまいなしにです(笑)。
ナースのかたに連絡してみても、これといって必ずやらなきゃいけないことはなかったので、時代も変わったのかと勝手に感慨深げに思い巡らしていました。
Airbnbで隔離部屋を手配
僕は結局、残りの5人のルームメイトに迷惑はかけられないと思ったため(優しいことに、彼らはまったく気にすることなく、部屋にいなよと提案してくれたのですが)、近くの空いている部屋をAirbnb経由で探し、1週間分の滞在予約をしました。
そしてその分の荷物をスーツケースに入れ、その部屋で自主隔離を行いました。
幸い、学期が始まって比較的すぐだったため、クラスもまだ宿題の量など厳しくなく、隔離中でもなんとか講義の動画などを視聴して乗り越えることができました。
そして嬉しいことに、教授やTAのオフィスアワーはハイブリッドで行われていたため(対面でもZoomでも可)、講義などを視聴している際に発生した質問にも答えをもらうことができました。
隔離部屋
ルームメイトに感謝
食事に関しては、決められた建物に、決められた時間帯に行き、お弁当みたいなものをもらう感じでした。その日に食堂で提供されていたもので、冷えていて、あんまり美味しくなかったです(笑)。
そのため、途中からUber Eatsを利用し始めました。ラーメン、タコス、フライドチキンなどいろいろあったので、基本的にはあんまり不自由しませんでしたね。
体調は、2~3日ほどしてすぐ快調になりました。喉もとくにイガイガすることなく、味覚も絶好調だったのでよかったです。
ただ、ずっと部屋にいなければいけなかったため、運動ができないのが辛かったですね。いつもだったらリフレッシュがてらランニングに行ったりするのですが、それができなかったので辛かったです。
隔離後は寮に戻りましたが、1週間は、部屋にいるときでも二重にマスクをつけていました。その1週間は外出もせず、講義はすべてオンラインか録画を使ってこなし、食事はルームメイトにお願いして持って帰ってきてもらうようにしました。本当にいろいろ至れり尽くせりで、ルームメイトたちには感謝しています。
コロナに感染してわかったことは、あんまり油断しすぎないことですかね(笑)。
日ごろからきちんと感染症対策を行ったり、健康に気をつけて生活できるようにがんばります。僕は最終的には後遺症などあんまり残らなかったので、それは幸いでした。
Kentaくんの記事一覧
- 第1回 どうしていま、アメリカの大学に留学するのか?
- 第2回 留学先としてリベラルアーツ・カレッジを選んだ理由
- 第3回 まさか!? ブラウン大学から合格通知が!
- 第4回 アメリカの大学受験。「僕はこういう人間」と伝えるために
- 第5回 100%の自分自身を表現。アメリカの大学への出願エッセーの書きかた
- 第6回 アメリカ大学受験のカギを握る「推薦状」と「大学個別のエッセー課題」について
- 第7回 いよいよ渡米! 2つのスーツケースと共に、ブラウン大学に向けて飛び立ちます!
- 第8回 ついにブラウン大学に到着! 入寮からPCR検査まで
- 第9回 PCR検査は週に2回。ブラウン大学の隔離生活
- 第10回 ブラウン大学の日常。寮生活から勉強、週末の過ごしかたまで
- 第11回 ブラウン大学で初の期末試験! 次の学期にとる科目も思案中
- 第12回 ブラウン大学の期末試験。何が問われ、どれだけの勉強が求められるのか?
- 第13回 寝ずに勉強! 留学して初の期末試験。その結果は?
- 第14回 ブラウン大学生活の余暇。ボストンへ! ニューヨークへ!
- 第15回 ブラウン大学の夏学期。今期の履修科目を紹介します!
- 第16回 コロナが収束しつつあるブラウン大学。普通の学生生活が戻るか?
- 第17回 ブラウン大学1年生を締めくくる期末試験。その内容を科目ごとに紹介します!
- 第18回 ブラウン大学で1年を終えて。来年度に向けて寮と科目を選びました!
- 第19回 ブラウン大学の1年度が終わり、夏休みに向けた準備を開始!
- 第20回 ボストンからオレゴンへ。鉄道でアメリカ横断の1人旅
- 第21回 オレゴン州ポートランドのホストファミリーと再会! アメリカの「家族」のありがたさを実感
- 第22回 オレゴンからロス、そしてミシガンからボストンへ。夏休みも終わりです
- 第23回 いま話題のディープラーニング。ブラウン大学の「深層学習」の課題を紹介します!
- 第24回 250時間かかった科目も! コンピュータのクラスの課題とは?
- 第25回 コロナ禍に冬休みで帰国。思わぬ事態が!
- 第26回 ブラウン大学のコンピュータ・サイエンス。機械学習からサイバーセキュリティまで
- 第27回 TAからランニング、ハワイ旅行まで。授業以外にも充実の大学留学生活を紹介!
- 第28回 いよいよ最終課題! データ・サイエンスとコンピュータ・ビジョン
- 第29回 ブラウン大学3年生、専攻をコンピュータ・サイエンスに決める
▼ 読むだけでアメリカ留学に役立つ資料をお送りします。▼
2/22
しっかり分かる
留学講演会
>
まずは
資料請求
>