日本の大学進学に疑問
アメリカの名門大学に心を惹かれる
超難関をクリアしてアイビーリーグに進学
今井 香澄さん
―― 留学しようと思った理由を教えてください。
高2のときにアメリカの高校に交換留学したことがあって、ディスカッション中心の授業とか、多様性の尊重といったことに刺激を受けたのがきっかけです。このまま受験勉強をして偏差値を上げて、というやりかたにも疑問を感じていました。高3の6月に栄先生の留学講演会に親と一緒に参加して、「そっか、道は一つじゃないんだ」と思えたことで1歩、留学に踏み出しました。
―― カウンセリングを受けたのはいつごろですか?
高3の7月、両親と一緒に受けました。漠然と社会学に興味があったのですが、やりたいことをはっきりとは決めていなかったので、理系・文系を決めなくていいアメリカの大学が適していることにあらためて納得しました。両親も栄先生を信頼して、応援してくれることになりました。 志望校としてはリベラルアーツ・カレッジとアイビーリーグを視野に入れて、この時点での学力・英語力・興味・希望・予算などをもとに、後日、20校ほどの大学リストをメールで送ってもらいました。 2回目のカウンセリングでは、リストでもらった各大学について、また具体的な留学準備について、詳しく話を聞きました。大学は自分でもWEBサイトで調べましたが、カウンセリングではインターネットに載っていないことも教えてもらい、研究所への信頼もさらに深まり、進学プログラムへの申込を決意しました。
―― すでに英語のテストは受けていたのですか?
このときのTOEFL®スコアは90で、IELTS™は6.5でした。
―― 高校の成績はいかがでしょう。
高校のGPAは5段階で4.9です。
―― すごいですね。それで進学プログラムがスタートするのですね。
夏休みに入る頃にスタートしました。夏休みは部活を一生懸命やりながら、週に2、3回のペースで研究所に通って、まずはエッセーの準備です。自分のことを書くのに苦労しましたが、カウンセラーの質問に導かれながら自己分析をしていくのはそれなりに楽しいプロセスでした。ただ、その自分像がいかに留学と結びつくのか、言葉で表現するのがむずかしい。アメリカの名門大学に出願するなら、成績はよくて当たり前なので、いかにエッセーで自分を際立たせるかがポイントになるとカウンセラーから聞かされていましたから、手を抜かずに時間をかけて取り組みました。 夏休み中はいろいろなセミナーに参加しましたが、とくに関心があった社会学のセミナーはおもしろかったです。また私以外にも留学を志す人たちがこんなにいるんだということを実感できたのもよかったですね。
―― 志望校はどのように決めていきましたか?
「カタログの読みかた」と「スクールリサーチ」のセミナーに参加して、各大学のWEBサイトの読むべきポイントを学び、実際に調べていきながら、気になることや疑問を洗い出して、一つひとつカウンセラーに確認していきました。 とくに社会学のカリキュラムと、一般教養課程の内容を、大学ごとに比較検討しました。社会学はとても幅広い学問なので、大学ごとに力の入れどころが違うのです。そのようにしていろいろな大学のカタログを読むうちに、社会学というのがどのような学問なのかが理解でき、ますます興味を深めました。
―― カウンセラーからとくにアドバイスはありましたか?
カリキュラムを比較する際のポイントや、各大学のMission(使命)を読むように指導されました。このMissionをよく読むと、その大学の学風が何となく伝わってくるので。カウンセラーは言外の意味も読みとって、その文章の言わんとするところを解説してくれました。英語表現の勉強にもなりましたね。
―― エッセーは順調に進みましたか?
これはもう、本当に大変でした。水泳部の経験を通して自分がどのように成長したのかを書こうとしたのですが、自分らしさがどうしても表現できません。カウンセラーと何度も話しながら経験を掘り下げていき、「自分らしさ」「ほかのだれでもない私」の像を描いていくのですが、それをさらに言葉で表現するというのは、とても簡単ではありません。書き終えるのに4か月はかかったでしょうか。ただこの作業によって英語の表現力が飛躍的に伸びたことはたしかです。 それと、各大学のカタログを読んでいくうちに、私は社会学を学んでゆくゆくは社会貢献をしたいのだと気づきました。出願プロセス全体が、「自分探しの旅」なのだなぁと思いましたね。
―― 推薦状はどうしましたか?
担任(国語)の先生と数学の先生、それと世界史の先生にお願いしました。文系・理系を織り交ぜようというカウンセラーの戦略です。
―― そろそろ出願でしょうか。
冬休みは研究所に通い詰めて、追い込みをかけました。エッセーもギリギリまで手直しします。 出願時のIELTS™のスコアは7.5。SAT®はリーディング720、数学780。サブジェクトテストは数学のレベル2が780、化学が780です。塾には一切、行っていません。留学準備の過程で、確実に英語力が上がったと思います。 またFinancial Aidの申請もしました。これもたいへんな作業で、家の所得と支出をすべて出して、どれだけの自己負担が可能かを示すのですが、うっかりすると合否にも影響するので、カウンセラーに任せっきりになってしまいました。
―― 出願校は?
リベラルアーツ・カレッジとアイビーリーグ大学を取り混ぜて、Grinnell College、Kenyon College、Mount Holyoke College、Harvard University、Cornell University、Dartmouth College、Brown Universityの7校に出願しました。ランキングにこだわらず、女子大のMount Holyokeも入れて、チャレンジ校・レベル相応校・すべり止めの3つのレベルに振り分けての選択です。
―― ハーバード!
はい。恐れ多くも(笑)。ハーバードの卒業生と、東京のホテルのカフェで面接しましたよ。
―― 結果はいかがでしょう。
Grinnell College:合格、Kenyon College:合格、Mount Holyoke College:合格、Harvard University:不合格、Cornell University:合格、Dartmouth College:不合格、Brown University:合格、以上です。5勝2敗。アメリカの名門大学の層の厚さを実感しましたね。自分の力を出し切ったので、この結果には満足しています。アイビーリーグ大に合格したことも自信になりました。 入学は、年に32,000ドルという奨学金を出してくれるBrown Universityに決めました。
―― この「進学プログラム」に参加してよかったことを教えてください。
まずは、自分がやるべきことに集中できたのがよかったと思います。出願までのタイムマネジメントはカウンセラーに任せられたので、書類作成に腰を据えてとりかかることができました。 あと、不合格の大学も含めて、アメリカの名門大学の数々に出会えたのもワクワクする経験でした。
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名門大学へ留学する方法
ハーバード、スタンフォード、UCLA……アメリカには世界に名だたる名門大学がたくさんあります。日本人留学生がアメリカの名門大学をめざす方法はいくつかあります。 日本の高校で優秀な成績を修めて、アメリカの名門大学に1年生として入学する 日本の名門大学からアメリカの名門大学に編入する まず実力相応のアメリカの大学に留学し、英語力や成績を上げて名門大学に編入する などです。 とくに重視されるのが学校の成績です。いくら英語ができても、学業成績がよくなければ名門大学への合格はかないません。そのうえでクラブ活動やボランティア、個性や才能などが評価されます。
早めの準備がカギを握る
アメリカの大学の入学審査は、日本のいわゆる入試とはまったく異なります。成績はもちろん、エッセー(作文)、推薦状、面接など、さまざまな角度から一人ひとりの出願者をじっくり評価・審査して合否を決めます。つまり一発勝負ではないのです。 アメリカの高校は四年制のところが多く、名門大学をめざす高校生たちは、4年をかけて成績を上げ、先生からの評価を高め、つねに社会貢献のことを考えながら、人間的な成長を遂げます。したがって日本からアメリカの名門大学に出願する場合は、できるだけ早い段階から、アメリカの大学が入学者に求めるものを理解して、準備にとりかからなければなりません。 アメリカの名門大学に留学したい場合は、できるだけ早めにカウンセリングをお受けください。
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