高校留学中のお小遣いの管理はどのようにされますか？

アメリカの高校に留学している間、お小遣いはどのように管理されるのでしょうか。

高校によって細かいルールは異なりますが、基本的には、それぞれの高校で一人ひとりのお小遣いが管理されます。

生徒ごとに学校に口座（Student Account）がつくられ、教材、テキスト、文房具などを買うときは、その口座から引き落とされます。口座に入れておくべき最低限度額は親御さんに通知され、出金の記録も親御さんに報告されます。

お小遣いについても、その口座を利用することになります。しかるべき金額や頻度（毎週とか2週間に一度など）については、学校もしくは親御さんが指定します。特別な買い物やイベント、休暇に伴う交通手段など、普段よりも多めにお金がかかる場合は、親御さんからの許可を得た上で口座からお金を下ろすことになります。生徒だけの判断では、自由にお金をつかえないシステムになっています。

また、現金の受け渡しについては学校の窓口でなく、Debit Cardというキャッシングができるカードを利用する学校もありますが、カード利用のための残高がなければそれ以上は現金が引き出せません。また親御さんや学校が定める上限を越える額を引き落とすことはできません。

学校や親御さんの許可を得て、お小遣いを得ることになりますが、それで日々の生活に不自由することはありません。親御さんからすると、お金の管理がよく行き届いているので、とても安心できるということになります。