UCLAとUCバークレーへの受験対策とは?
日本人に根強い人気のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)とUCバークレー(カリフォルニア大学バークレー校)。その受験対策とは?
アメリカの大学/大学院/高校留学専門の老舗留学機関、栄 陽子留学研究所が解説していきます。
UCLAとUCバークレーへの受験対策とは?
アメリカの名門大学。私立と州立の違い
ハーバードなどアメリカの私立大学は「リーダー養成」いうところにポイントが置かれています。
一方で州立大学は、基本的には州の人のためにということで、「公平・平等」をモットーとしてつくられたものですから、当然UCバークレーもUCLAもカリフォルニア州の人が圧倒的に多く在学しています。
だいたい在学生の80%くらいまでは州の人です。州外の人は10%から15%くらい。それから留学生が10%くらいいます。
アメリカは、各州にトップクラスの大学があって、州内の人は費用も安く優先的に入れてくれるので、カリフォルニア州以外の人で、UCLAに行きたいというのは何か特別な理由があるものです。ロサンゼルスあたりに思い入れがあるとか、映画をやりたいとか、スポーツ選手であるとか。
留学生がUCバークレーやUCLAに合格するために
もちろんUCバークレーもUCLAも留学生にとっても人気です。
しかしあくまでも州内の人優先です。それに州内の人でも95%くらいの人がそれぞれの高校でトップの成績を修めています。GPAでいえば3.75以上の人たちです。
したがって私たち日本人がUCバークレーを狙うのであれば、高校の成績はほとんどオール5をとる必要があります。3年間の成績を出さなければいけませんので、高校1年生から気をゆるめてはいけません。
それから英語はもちろんネイティブ並みでなければいけません。SATは、コロナ禍で提出が求められなくなりました。したがってともかく成績が大切になります。