留学するのに、「目的」は本当に必要なのか?

留学するのに「目的」って本当に必要なのでしょうか? 「留学しよう」というその「志」をこそ、認めるべきではないでしょうか?

留学にまつわる人生相談も豊富に受けてきた、ベテラン留学カウンセラーの栄 陽子が一歩を踏み出せないあなたに答えます。

 

留学の目的は? そう聞かれたとき、どう答える?

留学の目的は? そう聞かれたとき、どう答える?

みなさんが留学をしたいというと、だいたい周りの大人や学校の先生は「何を勉強するんだ」「何が目的で行くんだ」「将来どういうことをしたくて行くんだ」って言うんですね。

でも現実に日本で17, 18歳で自分の人生をこうしたいとか、絶対こんなことをやりたいとかわかっている人がどれほどいるでしょうか?

たとえばおうちが旅館をやっているからホテルの勉強したいとかっていう人はいるかもしれませんけど、よっぽどそうでないかぎり、たとえば理系だとか文系だとかっていうのでも、高校のときになんとなく数学ができるからあんた理系、みたいな感じで決められちゃってるのがほとんどですね。

だからそれが証拠に、たとえば早稲田の理工学部を受けようと思っていて、現実に受ける段になって日が近づいてくると、ちょっとね模擬テストなんかで点数が足らない、で理工学部はむずかしいけど英語がよくできるから社会学部だったら入れんじゃないの? なんて言われると、平気で社会学部受けたりするわけよね。

ですから日本の受験だって、本当に理系か文系かもわかっているわけでなくて、要は大学の名前で受ける、偏差値で受ける、というだけで、みんながそうしてるから何の疑問も抱かないというだけのことなんですね。

留学する! その高い「志」を認めよう

もうそれに比べてアメリカに留学しようなんていうのは、それこそ全然言葉もできないそれから、もういろんな変わった人がいる、違う顔の人もいる、考えの違う人もいる、そういうところで親から離れて、そういういろんな人たちと一緒にご飯を食べて、そういうところで、自分は何者なんだろうか、自分はどう生きていったらいいのか、なんて考えながら、もがきながら生きるわけでしょ。

そういうことってすばらしいことで、みんなと一緒じゃなくって、もっともっと高い人生の志をもつということなんですね。

ですからその辺の大人が「留学の目的は何だ?」なんていうことは、全然耳を貸さなくていいです。

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