アメリカの大学のキャンパスライフを知ろう!
アメリカの大学生はどのようなキャンパスライフを送るのでしょうか?
留学カウンセラーの栄 陽子が語ります!
アメリカの大学のキャンパスライフを知ろう!
アメリカの大学が「寮生活が当たり前」であるワケ
アメリカの大学ってともかくでっかいので有名ですよね。歩いて回れないくらいみんなキャンパスが大きいんですよ。そんな中に寮とか教室とか体育館とかが全部あって、学生たちは1日24時間生活するんです。
アメリカの大学は予習中心ですから、一番最初の授業で先生が予定表(シラバス)をくれますので、毎回毎回、予習をして授業に出て先生の話を聞いたりディスカッションしたりします。
予習に大変な時間をとられます。アメリカの学生たちはだいたい1日の授業時間が3時間、
予習復習に5, 6時間をとられますので、1日8時間は勉強、後の8時間で寝る、残りの8時間で食事をしたりクラブ活動をしたり、お友だちと遊んだりというようなことをしますので、もう1日24時間、完全に学生なんですね。
アメリカでは、「子どもが18歳になったら家から出して、寮生活をして親ばなれをするのが大学の役割」「大学で学ぶことは分析力と判断力と決断力」と言われます。
アメリカは、親子ではなくて夫婦単位の社会なんです。夫婦がとても大切。したがって息子が成人して独身であってもかまわないけれども家にいるのはダメ。子どもがある年齢になったら「家から出なさい」ということなんですね。
でもアメリカの親たちもとても子どもを愛していますので、自分の息子や娘のことが心配です。
大学で寮生活を通して、嫌なルームメイトに当たったりしながら、いろんな人がいるということを知り、いろんな人間とうまくやっていかなければいけないということを知り、そうしながら親も子ばなれをする、子も親ばなれをするっていうのがルールなんですね。
寮生活を通じて愛校心がはぐくまれる
アメリカの大学生は、みんな寮生活をして、同じキャンパスで同じものを食べて生活をします。
ですからテスト期間になるともちろん図書館は明けがたまで開いています。各寮も全部、煌々と明かりがついて、学生たちは徹夜で一生懸命勉強するわけです。
そうやって共に生活をして4年間を過ごしますから、アメリカの大学生たちは、どんな田舎の小さな大学であってもとっても愛校心が強いんですね。それはそこに自分たちの青春がぎゅーっと詰まっているからなんです。
寮生活ってとても大切です。